試合
- 山下 竜子
- 2018年7月18日
- 読了時間: 2分
ワールドカップもテニスのウィンブルドンも終わり、世の中の白熱する夜はしばし収まった?と言いたいところですが、連日猛暑で、夜も寝苦しい日が続いています。
さて、私事ですがうちのエアコンがとうとう壊れてしまい、約2週間、エアコンなしの日々が続いておりましたが、ようやく設置され今は快適な夜になりました。これがもう少し続いていたらと思うと恐ろしかったです。
さて、社交ダンスもTVでおなじみのウリナリや金タロー。ロペスのおかげで試合が放送されていました。出場数から半分ずつUPされていく、形式です。決勝は6組、ここに残るのがまずは最大の目的になります。よく見ている観客にとってはその差は分からないと聞きますが、ジャッジする側は、技術、表現力、音楽性、スタミナなどあらゆる角度から判断します。
社交ダンスは、膨大な数のフィガーから構成されています。今でも新しくフィガーが増えていっているので、まずは一つ一つ覚えるという作業。フィガーが踏めるようになれば、細かい体の使い方で、二人で踊ることの効率を上げたりや表現の幅を広げていきます。
種目が10種目あるのでそのうちの半分(スタンダード、ラテン)を専門にしても5種目は最低でも踊れるようにならないと、試合には出れません。
ふと私たちも、それぞれ違うパートナーと組んだ時期も含めて約20年試合に出続けていますが、その意味を考えるときがあります。成績が残せなくなると辞めていく人もいますし、ある年齢を限界と決めて辞める人もいます。そんな中、私達はその両方に該当していますが、まだ出続けています。リーダーの気持ちは分かりませんが。そこには目標があるから成長できる、という実感があるからなんだと思います。以前できていたことができなくなっていることもありますし、その逆もあります。試合に行った帰り、疲れ方が違うね。とか、今回の周りの選手の踊りについてや、今後の課題などを話すことがあります。試合に出ることでたくさんのことを感じることができるんです。
若いときはもっと結果にこだわっていたと思います。ですがもうこの年になると、そんなことよりもっといろんなことを感じて帰りたいと、かなり冷静になってきました。
これから試合に出ようとしている人がいれば、ぜひそんな私の実体験を楽しみに挑んでほしいものです。
Комментарии