引退
- 山下 竜子
- 2019年3月25日
- 読了時間: 2分
こんな見出しを書くと、え、やっぱり引退するんですね。といわれそうですが、私たち山下組はだらだらと、コンペには出続けるつもりでいます。誰の引退かというと、もちろん「イチロー」です。連日ニュース番組に限らす、イチローの引退会見、最後の試合、を大きく報道し特集も組まれていました。何度見ても、感動しました。これほどの偉業を成し得たにも関わらず、なんとまっすぐで奢らず、落ち着いているのだろうと思いました。一つ一つの言葉を、言い直すことなくきちんと自分の中で納得してから吐き出されるそのコメントに、何度もうなづいてしまいました。
偉業を成し得た人のコメントには、その人の内面が見えてくるように思います。少し前の、大坂なおみ選手がテニスの全米オープンでセリーナ・ウィリアムズに勝利した時のコメントも、実に興味深かったです。欲がないというか邪心がないというか、本当にそのスポーツを愛し、ただそれに向き合っている姿に、感動しました。
引退とは、スポーツに限っては年齢で決められるものではないので、その判断は自分でしかありません。まれにフィギアスケートの「高橋大輔」のように復帰するケースもありますが、辞める勇気というのもかなり要るように思います。三月は卒業など別れのシーズン、私の周りでもいろんな別れも卒業もありましたが、新しく始まることや出会いに期待したいと思います。
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